■ 電源をイジる その10
【5】AC入力整流用ダイオード(GBJ606)を SiC SBD( SCS106AGC)と交換.
いよいよ,やります.(^-^;;
ここまで雑音対策をやってきて,かなり良い音になっていると感じます.
他でバランスを取ってやれば,このままでも構わないとも思えてきます.
漂うようで,ちょっと悪魔的な魅力のある音です.
SiC SBD をAC入力整流用ダイオードとして投入しますが,「Qシート」を貼り付け,
FMB も付けた状態にしてしまいます.
何とも実装が面倒くさい,というのが主な理由です.(o_ _)o 何回もやれん
FMB の傾向が少しつかめてきたということがありますが,
このスレッドで最初に SiC SBDを投入した「初号機」がそのまま残っているからです.
後でノイズ対策有り無しの比較ができます.
面倒くさい実装ですが,一部のダイオードにリードを追加します.
こんな感じで配線します.
4個のダイオードそれぞれはこんな感じ.現物合わせで仮組をして,無理矢
理押し込みます.(^-^ゞ仮組の意味無いし
ダイオードを押し込むには,隣の黒いコンデンサが邪魔ですので,元の粘着剤を外し,
コイル側に倒して接着剤で貼り付けます.
前にやったホットボンドでは簡単に剥がれてしまいました.(o_ _)o
さて完成した「弐号機」です.コンデンサの絶縁は何とかしないとな~.(^-^;;
おお~,この暖かい力のある音ですよ!
1~2dBは音が大きいのではないかと思ってしまいます.
しかしそれ以上に音が迫ってきます.これは,今までの雑音対策とは傾向が全く違います.
今までの雑音対策による繊細さの向上ではなく,血の気が通うようで,
一つ一つの音に力があるので,バックの小さな音もしっかり伝わってくる感じです.
弾むような低音も魅力的です.今までは多少だぶついていたようです.
聞き手は,この音を受け止めるには少しエネルギーが必要かな.
気力がないと負けてしまいそうです.(^-^;;改造で,ちょっと疲れ気味
最初は力に圧倒されそうですが,直接音が強く,空間が狭く,
抜けが良くないように聞こえました.しかし,これは時間が経つとかなり変わってきます.
別スレッドで,きささんが2週間の辛抱だと仰っています.
辛抱すると言うより,土日全部使って一気に改造勝負に出たので,
もう気力がありません.自然と時間が流れそうな予感です.(^-^ゞ
(続く)