「違う」という認識 その2
〆 〆
(「違う」とういう認識 その1からの続き)
きさ:ほんでBさんの「音作り」は、
それがあんまりないから。
「上からの響き」はどうでもいいねん。
つる:ふむふむ。
きさ:Aさ んは「上からの響き」がなかったら「ダメ」やねん。
つる:ほ〜。
きさ:だから多分、洞窟の中で育った聴覚能力なンやろうなぁ。
(※聴能力?聴覚に関する遺伝子情報?この辺の話はまた別所で…)
つる:ふ〜む。なるほどねぇ。
きさ:ほんでBさんは、
上下の「上からの響き」が関係(必要)ないところで育った聴覚能力なンやろな。
つる:ほほ〜〜〜
きさ:だからその「上からの響き」を特筆して分析する能力が、
Aさんは必要なところで育って、
Bさんは 必要ないところで育ったンやろうな。
つる:かわりにBさんは、
違うところ(を分析する能力)
が発達 してるわけですよね?
きさ:広〜い空間を認識する能力が、発達してる。
つる:ふ〜ん…
きさ:レー ダーで、
上下レーダーと左右レーダーってあるやんか。
つる:はい。
きさ:たとえるなら、Aさんは上下レーダーやねん。
ほんで、Bさんは左右レーダー。
つる:ははぁ、成る程(笑)
きさ:…せやから、「違う」ねん。
聞き方が、
聞こえ方が。
つる:ほ〜〜〜…。
そら、違っちゃいますねぇ。
きさ:うん。(頷)
つる:そんなんもう、
教育がどうとか、
今まで聞いてきたモンがどうだとか、
そんな問題 じゃなくて、
例えば、A型B型O型…っ ていう血液型みたいに、
本人にはどうしよう もない、
生まれ持ってくるモンですよね。
きさ:うん。
もう、「違う」ねん。
どーしようもない。
つる:どーしようもない(笑)
きさ:うん。どーしようもないん(笑)
きさ:…で、 それを認識せんとな、
「人と人とは違うもん や」って認識せんままで、
みんな人の家に 行って(Audioシステムを)調節してくンねよ。
つる:あ〜〜〜…ほしたら「自分好みの音」にならんかったら悲劇ですねぇ。
きさ:なるわけないしな。(キッパリ)
つる:う〜 ん…。
自分と相手の方向性が、
合ってるかどうか確認しやんとあきませんよね…。
…それ以前に、
自分の「好みの方向性」すら
知らない方が多いんじゃ無いでしょうか?
きさ:うん。
迷走してるひと、多いよね。
(つづく)
〆 〆