「ノルウェイの森」などで知られる人気作家、村上春樹さんの直筆原稿が、本人に無断で古書店へ大量流出していたことが分かった。
10日発売の「文芸春秋」4月号に、村上さんが寄稿して流出を明らかにした。
村上さん以外にも、本人に無断で直筆原稿が売られている作家はいるとみられ、業界のモラルが問われそうだ。 【鈴木英生】
>どう思いますか?
>http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/pav/1141953677/l50
※上記の件について、どういう訳か、僕に問う書き込みがあった。
一応、Resは付けたが、ご家族がどういうお気持ちかも考えると足りない気がするので、TOPにも再掲載することにした。
昨日のニュース番組ですね。
存命の...ってサブタイトルが付いていたので、
「村上さんは何を言いたいのかなぁ・・・?」.と思って僕も見ていました。
その1
数年前に、出版社の運転手だったかな? 会社のゴミ箱に捨てられている漫画の原画がもったいなくて拾って大事に取っておいたらしく、それをそのご家族が「開運!なんでも鑑定団」に出展された記憶がある。
それが水木しげるさんの凄いコレクションで、ちょうど当人がゲストで出ていて「元気良く描けてるなぁ...若かったんだね」と感激しておられた。
石坂浩二さんも「誰だ?捨てたのは!?」なんて言っていた。
その2
ニュース番組のゲスト解説者が言ってました。
「結局、村上さんも誰も損をしていないんだよね。」
この一言でも判るようにこの件に関しては被害者は居ない。
その意味で仮に安ケンさんが転売してたとしても、TVの報道にあるような一方的な泥棒呼ばわりは言い過ぎだと思う。
生原稿は捨てられていたとしても、別に不思議ではないのだから...
捨てられていたら、また法的にどうのこうのと言って怒るのかも知れないが、どうやって知るのか?難しい問題だ?
彼の言わんとしている事は、判るようで良く判らない。
きっと、気持ちが悪いのだろう。
何かが心配、もしくは嫌なら「印刷後は返して」と約束しておくべきだろう。
まぁ、現在はメールで送るだろうから、生原稿なんて存在もしないのだろう。
その分、自分の原稿は貴重な財産と言えるかも知れない。
ならば回収しておきたい気持ちも判らんでも無いが...
その3
僕に出来る方法で原稿の流出経路を探索してみた。
「業者が転売した」と出る。
安ケンさんの所有されていた本の数量は尋常ではない。
何せ書評のプロなんだから、もの凄い数である。
ヤスケンさん曰く「本が溜まりすぎたら業者を呼んでは整理してもらってるんだ」
そのときに回収された原稿が、時を見て市場に出てきたと、探索ではでる。
ps.
「自分の寿命すら、もう充分と考えて、それを実践した人が、どうして、こんな事考えられるの?」と問いたい。
作家さんの想像力、観察力、洞察力って、その程度なのか? と疑問を持ってしまった。
これ以上は、文春を読まずにTVのニュースだけでは判断できないので、文春を買って読むことにする。