有効桁の話 電気のエコ

■ 有効桁の話 電気のエコ

家の電球(白熱式)をLEDに変えると電気代が少なるってのは、
多くの人が知っているコトだけど「節電できる電気代を具体的に知っている?」
と、周りの人達に聞いてみると「具体的には・・・」
なので計算してみることにした。

こう言うのが白熱電球だ。
細い巻線みたいなのが光る、昔からのあれだ。
このタイプで消費電力60Wを標準として考えてみた。

価格は、現在では200円はしないと思う。

この白熱電球を1時間使うと掛かる電気代を計算すると、
  * 1KWあたり30円を標準的な電気代として計算した。

30円x(60w/1000)=1.8円

つまり白熱電球を1時間使うと1.8円の電気代になる訳だ。

これをLEDの60W相当の電球タイプだ。
現在では1000円は切っていると思う。

このLEDに変えるたとすると消費電力は9Wくらいなので、

30円x(9w/1000)=0.0027円 な訳だ。

これは少し前にエコとして人気のあった蛍光灯式の電球だ。
現在でも売ってはいるが、少なくなって来た感じがするが、
安いところで600円くらいかな?

この消費電力は11Wくらいなので、

30円x(11w/1000)=0.0033円 だ。

で、かつ寿命が大幅に違うので、さらにエコな訳だ。
一軒の家だけで考えると大したエコには思えない訳だが、
これが日本中、世界中で考えると大変なことになるのだ。

それらをまとめると・・・

Type 消費電力(w) 寿命(時間) 電気代
白熱電球 60w 900時間 1.8円
蛍光灯式電球 11w 10000時間 0.0033円
LED電球  9w 40000時間 0.0027円

だけど・・・

僕の机の上には切れてしまったLED電球の残骸のコレクションがある。
切れたのは電源部だけだと思うので、LED
部は何かに使えないかと思って置いてある。^^;
本体のLED部は切れないと思っている。

でも、コレクションが出来るくらいLED電球は頻繁に切れる。
​何が「10年は持つ!」だ。
全くの大ウソだ!
クルマの燃費の話くらい大ウソだと思う。

LED電球も蛍光灯式電球も同じ問題を抱えている。
それは電源部が熱に弱いというコトだ。
LED電球も蛍光灯式電球も、根本が同じようにずんぐりしている。
この部分が電源部なのである。
両者ともに仕組みは違うが、根本的に電源部は熱に弱いのである。

 


■ 結論

別に急いで全ての電球をLEDに変える必要はないと思う。
長時間点灯している場所から交換すれば良いのである。
トイレや簡単に消せる場所の電球は、そのままでも良い。
まめに消す習慣だけで十分な訳だ。

2、3年もすれが熱にも強いLED電球が出てくるだろうから、
それから交換すれば良いのだ。

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