■ サンスイ S-33がドールハウスに聞こえる理由
小さなSPのサンスイ S-33を試して改めて判ったことは、
部屋の空気を揺るがすGe3値の重要性だ。
Ge3で現在、試聴に使っているリビング ルームは約38帖とチョット大きめだ。
その部屋全体の空気を揺るがすには、それなりの能力がSPユニットに必要だ。
部屋を揺るがすGe3値を取り敢えず基準と云うコトにして、
その適正値は120pだとして考えてみた。
SPの空間を揺るがす性能のGe3値は
サンスイ S-33 | 111.0p |
JBL LE8T | 118.2p |
DUATONE DS-9Z | 122.7p |
DAYTON AUDIO PS180-8 | 119.3p |
DAYTON AUDIO PS180-8 2個 | 122.9p |
※ 各SPのエンクロージャはASとする。
※ 理想的なサブウーファーは必須とする。
JBL LE8Tは、ちょっと物足り無くてDS-9Zはご機嫌だった訳は、
やはり この「部屋の空気を揺るがすGe3値」にあったようだ。
現在、DAYTON AUDIO PS180-8を鳴らそうとしているのだが、
私の場合は2個をタンデムで使う必要があるらしい。