■ グローバル・ポジショニング・システム
※ 写真は現在のマニュアルの表紙だ。
チョット恥ずかしいのだけど…
先日、飛行機で機内誌を見ていると…
機内誌などでは腕時計の広告が多いのは昔からの話しで珍しくは無いのだが、セイコーの広告には驚いた。
「GPSはセイコーホールディングス株式会社の登録商標です。」と書いてあるのだ。
ご丁寧に「GPS©」との表示まであるので完全に権利を行使している訳だ。
GPSの正式名称は「Global Positioning System」で、米国(軍が中心?)が開発した技術である。
そんなコトは誰もが知っている訳で、何でそれがセイコーの登録商標になっているかが問題だ。
「アンタが作ったの?」と子供に尋ねられたら、どう答えるのだろう。^^;
20年以上前の話だが、アルファベットで3文字以内の全ての組み合わせが商標登録されたと云う噂が広まったことがあった。
そんな無駄なこと本気でやった会社があるとは信じられなかったのだが、
多分、その話に関係しているのだろう。
それを実行したのがセイコーなのか、何処からか買ったものかは知らないが、それに近いコトがあったようだ。
お隣のデカイ国が「青森」や「コシヒカリ」を商標登録してしまった問題と根っこは同じに思えて、「あ~ぁ」と思うのは僕だけ?>ALL
似た話は色々あって、昔は「赤玉ポートワイン」と云うのが、本家から言われて「赤玉ハニーワイン」に変わったのは、潔くて可愛い話だ。
「UNIX」もオーディオ製品の登録商標だったが、本家のUNIX関係での使用は認めていたらしいし…
現在「GPS©」と権利を主張し続けているセイコーさんは、どうしたの?
何かの間違いであれば良いのだが…