■ Ge3的にリアルな再生に必要な出力と電源
1wの出力でサイン波を再生すると充分な音量で鳴るSPがある場合、
同じSPで「鬼太鼓座」を128pのリアリティーで
再生するのに必要な出力は幾らか?
と”上”に聞くと44wなんだとか…^^;
普段は1wで充分だとしても、
大きなインパルスを含む音源には44wが必要な訳ですw。
「リアルな再生には通常の44倍の出力が必要!」ってコトです。
この話は、ダイナミックレンジとして考えると、約16dBの余裕なので、
「まぁ、そんなものかも…」とは思えます。
単純に考えると10wが必要な人は400wが適正なコトですw。
昔から出力や電源の重要性については良く聞かされましたが、本当だったのですw。
電源部についても全く同じコトが言える訳で、
リアルな再生には電源の余裕が欠かせないコトになります。
つまり10WのデジタルAMPを使うにしても、電源には余裕のある方が良い訳です。
出来れば400w以上のピークに耐えるうる電源が必要だと云うことになります。
試しに、付録のデジタルAMPに倶楽部員のスイッチング電源を使ってみて下さい。
即効で判りますよ。
これはNASの電源でも同じコトが云えて、何故か音のリアリティーが全く違うのです。
ソレノイドの駆動というコトに関係があるのかもしれませんね。
HDDを使ったNASでは全く違いましたが、
SSDでは、まだ検証出来ていません。
もし、SSDでも違うとしたら、またワケワカメな世界に突入ですw。
スポーツカーには大きめのパワーが必要なコトにも通じますね。
■ 小さめのAMPでも、サブウーファだとリアルな再生が出来る。
ウチでサブウーファーとして使っているSPはMcIntosh XR290というヤツですが、
SSの表紙にもなったことがあるんですね。知らなかったw。(爆)
コイツの低音部だけをサブウーファと使っているのですが、
鳴しているAMPはCEC 3300Rという小さめのプリメインAMPです。
オーディオの足跡でチェックすると60wx2の少ない目の出力なんですよ。^^;
現状では、このAMPでサブウーファが充分鳴っているので、
ココで言わんとしているリアルな再生には
「充分なパワーが必要だ!」って話と矛盾する訳で、またまた調べてみました。
● 先ずは、使っているAMPの説明おば…
CEC 3300Rです。
電源部には拘っていますよね。
大きめのトロイダル トランスと小さなコンデンサーを並べてフォローしていますよ。
スピードを気にした設計ですね。
コレがボリュームなんです。基板直結ですw。
実はこのVRはゲイン・コントロールなんです。
つまり信号の間にVRは全く入っていないのですよ。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
なんと純A級増幅でNON NFB アンプなんですw。
で、これにAVーAMPのサブウーファの出力を入れて鳴らしています。
CutOffは120Hzの12dB落ちだと思います。
全体域を鳴らすのに比べると1/5の出力で充分みたいです。
つまり、STR-DN2030のメイン出力は150Wなので
1/5だとすると30Wあれば良い訳です。
つまり僕の使い方ではCECの出力で充分ってコトですね。