■ GENELEC 6010B をチューン その6
tsunaさんの投稿がゲゲゲなチューンなので転載しました。
発想の方向がゲゲゲなんですかね。^^;
きささんの「平面的に聞こえるCD」にふざけたレスを付けてしまったのですが,そ
の後大変悩みました.何を聞いても「壁」が聞こえるのです.
(^-^;;呪いかと思った
昔良く聞いていた曲を聞いてみると,エコーが聞き辛く,奥行きが少ない.
壁CDじゃなくて,壁SPだ.
上の方で質問していた件が気にかかりました.
SPユニットを金具で押さえ込む構造についてです.
自分で確かめようと,「ケブタフェルト・シール」を試してみました.
(写真1)
緑丸のようにキャビネットに「ケブタフェルト」を縦に半分にし,つながっている方
をWFの方へ貼り,バラバラになった方に切れ目を刻んでTWの方へ貼り付けました.
ところどころ狭いので更に刻んでいます.
SP押さえ金具とキャビネットの間に「ケブタフェルト」と同じ厚さ(2mm くらい)の
ワッシャを追加します.
同じくらいの押さえ代になるので,キャビネットに押しつけられるよりユニットに対
するストレスは減るはずです.
驚きました.ツイータに「琴引」貼り付けの次に大きな変化でした.
ふだんよく使っている言葉なら,エコーが長く聞こえ,優しい音になったという感じ
なのですが,これはレベルが全く違います.
最初違う曲をかけてしまったのかと思うほど,情報の洪水状態です.
ユニットに積極的に圧力をかけるこの構造はアウトみたいですね.
情報が押しつぶされてされて,欠落していたかのように思えます.
あんなにいい音だと思っていたのに,「ケブタフェルト」を貼った音を聞いたらいっ
たい何だったのかと.
きさ@Ge3>
フレームへの余計なテンションは余分な音を発生させるだけですね。
それは、本当の音の邪魔にしかなりません。
つまり我々は本当のSPの音を聞いていない訳です。
普通のSPでも、その実力は相当のモノがあり、高Ge3値のSPの実力は我々の想像を遥かに超えているのだと思います。
それが聞こえない現在の取り付け方法は「残念!」としか言えません。
(写真2)
SP押さえ金具もユニットの一部だと考えて,アルミパイプで補強してみました.
(写真3)
補強後にボルトを締め込んでみると,押さえ金具の剛性が上がったので,同じ厚さの
追加ワッシャーでは明らかにユニットを強く押さえ込んでしまいます.
追加ワッシャーの厚さを増して試してみる必要があります.現在約 3mmです.
効果はあるのですが,是非と言うほどでもないかな~.(^-^;;
音の重心が下がるようで,嫌いではありませんが.
きさ@Ge3>
SPの押さえ金具はユニットの一部ではありませんネ、残念(笑)
でも、そこに注目したのは流石ですw。
ユニットはそっと押さえる方が良くなります。これがコツです。
119p 押さえ金具を使った場合
103p ネジを使った普通の取り付け方法
126p フレームの周囲を面で押さえると…
この方法をも追う少し検討しませう。
(写真4)
少し横から見るとユニットの周りに白い「ケブタフェルト」が見えます.
良い音が聞けて舞い上がっていたのですが,あのCDのおかげで何かおかしいと早く
気づくことができました.m(_ _)m
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