し■ SW 300mmのユニットを使ったサブウーファー その2
30cmと25cmの2つのユニットを用いたコンパクトなサブウーファーを
より小型化し再設計しました。
基本的なコンセプトは変わりません。
上の画像をダウンロードして印刷して図面としてお使いください。
SPの取り付け位置は使用するユニットに合わせて調整してください。
板厚は28mmがお薦めですが24mmでもOKです。
適切な補強を施せば21mm厚も可能でしょう。
■ 性能の目標
60リッター程度の小型の箱ですが、仮想的に最大130リッターの箱となり、ゆったりとした豊かな低音再生が可能です。
● 使い方
メインのSPの後ろとか横に設置して2台で使うと違和感の少ない再生が可能なのでお薦めの使い方です。その場合はステレオAMPを2台必要ですが部屋の空間を揺する性能が高いので、40帖の部屋でも50wx2程度のAMPで出力は十分です。
バランス・コントロールを調整して低音の出方を変えて使います。
カットオフ周波数は120Hz以下がお勧めです。
50Hz、24dBカットで使うとSWの置き場を選びません。
● ユニットについて
使用するユニットはメイン、サブ共にコーン紙の強度が肝心です。ユニットの新旧の問題ではなくユニットの強度性能の問題です。使用するユニットの選定には注意して下さい。
● 吸音材について
箱の中は吸音材をギュウギュウに詰め込みます。
「SPが動かないヨ!」と思う位詰め込んでも大丈夫です。
吸音材には倶楽部員のユーミランがお勧めします。
http://120club.ge3.jp/modules/rankin/?p=7137
今回の図面では、前800g、後ろ100gくらいが適量です。
かなりパンパンになりますが気弱にならないで詰めてください。^^;
2014/09/14 追加
● 塗装について
特にコダワル必要はありませんが無塗装よりは何かした方が良いのは確かです。
チューンはヒグラシとケブタフェルト・シール、”もあれ”が効果的です。
● この図面のサブウーファだと41畳までOKです。
参考 https://audio.ge3.jp/modules/blog/?p=4724
● この図面のサブウーファだと41畳までOKです。
● SWのBOXはSP台になるので、小さい部屋でもウーファー・ユニットを蛙だけで、このまま使うコトをお勧めします。
1台使う場合
部屋の広さ | 必要な性能Ge3値 | 必要な口径 | |
3帖 | 93.2p | 20cm | 15cmx2 |
6帖 | 98.6p | 25cm | 20cmx2 |
12帖 | 104.4p | 33cm | 25cmx2 |
20帖 | 116.2p | 38cm | 30cmx2 |
38帖 Ge3の試聴室 | 120.0p | 40cm | 35cmx2 |
50帖 | 122.3p | 45cm | 38cmx2 |
2台使う場合
部屋の広さ | 必要な性能Ge3 | メイン・ユニット | サブ |
3帖 | 93.2p | 16cm | 13cm |
6帖 | 98.6p | 20cm | 16cm |
12帖 | 104.4p | 25cm | 20cm |
20帖 | 116.2p | 28cm | 25cm |
38帖 | 120.0p | 30cm | 28cm |
50帖 | 122.3p | 32cm | 30cm |
サブ・ユニットのサイズはメインの80%〜100%の口径のユニットが利用できます。
2015/05/03 追加