■ NetAudioで音の良いNASは・・・
どうもNAS(ネットワーク ハードディスク)がキモに思えてきた。
オーディオ用NASを謳った製品まであって訳が判らない。
NASでググると安いのから高いものまで色々だ。
で、何が違うから値段が違うのかを考えてみた。
Networkの観点からではなくAudioで考えた訳だ。
直感とGe3値だけを比較しての話だけなんだが…
安価なNASはCPUとメモリーが貧弱でHDの容量とのバランスが悪い。
結果として処理スピードに差が出て反応が遅い。
では「PCで組み上げたNASはどうだ?」と云うことだが
汎用のOS故、他の処理が多くて、結果的に遅くなってしまっているようだ。
NASの専門メーカの製品は、この点余裕があって処理スピードも早い。
それに電源の余裕と回路設計の元からのノイズ対策の効果からか耐ノイズ性能も高い。
ノイズに対しては安価なNASはSOFT、ハードでエラーを修正しているようだ。
これは処理スピードとして出ている。
「エラーは発生しても対策すれば結果オーライな筈」と云う考えなのだろう。
この処理でもスピードが肝心で処理すれば遅延が起こるのと電源が揺れる。
似たような機能はどのNASでも組み込まれているが、
使わなくてもエラーが少ない方が、遅延も電源の揺れも少ない方が良いに決まっている訳だ。
前にも別の話題で調べて、判ったことだが、
CPUと云えども処理は少なければ少ない方が音は良くなる。
それは、どうやら電源の揺れに関係しているようだとの話があったが、
それはNAS内部でも同じことが起こっている訳だ。
結果的に無駄な処理が増えると音は悪くなる。
今流行のロスレス圧縮も同じで音は堪らなく悪い。
NASの判断基準は見えてきたので、後は安価でも音の良いのを見つけるだけだ。
あるのかな?
値段 | 音質 |
エラー発生率 |
EMC | 電源 | 耐久性 | |
BUFFALO NAS 1TB LS-X1.0TLJ | ¥10,790 | 114.1pz | 113.3pz | 95.2pz | 105.1pz | 104.2pz |
I-O DATA 超高速NAS 2.0TB HDL2-A2.0 | ¥19,725 | 111.8pz | 112.3pz | 94.1pz | 93.0pz | 108.3pz |
BUFFALO 高速モデル NAS 2TB LS-V2.0TLJ | ¥19,570 | 111.1pz | 113.6pz | 94.2pz | 95.3pz | 113.5pz |
BUFFALO DLNAサーバー搭載 4TB LS421D0402P | ¥78,059 | 119.4pz | 118.8pz | 122.6pz | 122.9pz | 123.9pz |
win7 最新のCPUのNAS | 103.8pz | 118.2pz | 114.6pz | 122.6pz | 122.5pz | |
Ubuntu 最新のCPUのNAS | 113.7pz | 120.8pz | 118.6pz | 123.7pz | 123.6pz | |
ASUSTOR AS-604T Hdレス | ¥69,999 | 113.3pz | 118.2pz | 104.2pz | 120.3pz | 121.3pz |
Thecus 5ベイ NASキット iSCSI対応 DLNA対応 N5500 Hdレス | ¥68,800 | 116.2pz | 119.4pz | 115.3pz | 122.8pz | 122.8pz |
Synology DiskStation DS411 slim 4ベイ Hdレス | ¥36,797 | 122.9pz | 122.3pz | 123.5pz | 122.4pz | 122.9pz |
ShareCenter 2ベイ HD レス | ¥33,994 | 123.6pz | 123.8pz | 123.4pz | 122.6pz | 122.9pz |
QNAP Turbo NAS TS-269L 3GB [2ベイ Atom 1.86GHzデュアルコア] | ¥65,800 | 123.9pz | 123.2pz | 123.6pz | 123.8pz | 123.2pz |
WD My Book Live Duo 6.0TB | ¥50,722 | 119.7pz | 118.4pz | 119.8pz | 119.8pz | 119.2pz |
QNAPの2ベイNAS(TS-219P+)を使ってCDリッピングデータを保管しています。
音質はとても良いです。
使って解った問題点が一つあります。
ハードディスクとの接続にQNAPの制御ソフトが入っており、これがファームウェアのアップなどでうまくいかないと、接続出来なくなります。
せっかくミラーリングしているのが接続出来なくて、全部だめになりました。
これならシングルハードディスクで、ミラーリング無しで、外部にバックアップ用を1台用意した方が安全です。
リッピングの手間を考えると、NASの外部バックアップは、早めに用意した方がよいですね。
そうですね。バックアップは送り出し用じゃないのでUSBで繋がった普通のHDでも充分ですね。
1000枚近くリッピングしたハードディスクを初期化しないといけない状態は困りものですから、早めにバックアップ用HDにバックアップを取る必要があります。
ハイレゾ、DSD音源などのコマーシャルが盛んですが、GE3チューンがすすむと、新しい音源への興味は、まったく無くなります。
手元CDの44.1KHZの音源で、十分です。