さて、ここらへんか…?と、めどを立てたあたりにProject Qを塗っちゃいましょう。この「めど」ってなんじゃい?!とよくきまれますが、
Project Qを塗るときに大事なことは、
構造的に考えること、です。
Project Qはそもそも
「塗ることで、物性や性質の向上を得る」製品なので、
何が、
どう効いて欲しいか、
をハッキリさせると、自ずと塗るべき場所がわかってきます。
たとえば今から塗る場所と目的はこんなかんじです。
何が:
フロントフォーク
ドラムブレーキ
どう効いて欲しいか:
しっかりと堅くなって欲しい。
金属などの精度を良くしたい。
スムースに動いて欲しい。
中に入っているオイルを良くしたい。
※赤いところには塗りません。
フロントフォークの可動部分だからです。
塗ってみました。
こんな感じになりました。
塗装が黄色なので塗ってもわかりにくいところがありますね。
必要部分の30%が塗れていればいいのですが、丸見え部分なので(私にしてはわりと)丁寧に塗ってみました。
もし気になるようでしたら、上から黒や他の塗料で塗るのも有りです。
(3に続く)
材料の強度はテンシロン(万能材料試験機 引張・圧縮試験機)で測定する事が出来ますが、以前測定された事はあるのでしょうか?
使用前、使用後でどのように材料の弾性限界が変わるか、又は、材料の変形がどう変わるか興味があります。
> 材料の強度はテンシロン(万能材料試験機 引張・圧縮試験機)で測定する事が出来ま> すが、以前測定された事はあるのでしょうか?
> 使用前、使用後でどのように材料の弾性限界が変わるか、又は、材料の変形がどう変わ> るか興味があります。
コメント有り難うございます。
測定した事はありませんが、静的な強度はQを塗っても変わらないだろうと思っています。
ただスピーカユニットや車のボディーや足回りに色々とQを使ってみた結果、
動的な強度の補強だと思われる効果が見れますので、その様な効果だろうと考えています。
テンシロン等の仕様書を見ましたが、静的な強度測定がメインな様で、ちょっと違うみたいです。
5000Hzから10000Hz位での動的強度の変化に人間は敏感みたいです。
クルマで言うと100Km/h以上の世界で、
音楽で言うと中音域からちょっと上あたりです。
テンシロンは荷重をかけるスピードをコントロール出来ますが。
そんなに高い周波数は無理ですね。
100Km/h以上の世界だと街中ではあまり効果が感じられない
ということかな。
ありがとうございました。
> 100Km/h以上の世界だと街中ではあまり効果が感じられない
> ということかな。
人間の感性は良く出来ていて100Km/h以上の世界で感じる信頼性を60Km/hでは余裕と感じられるようです。
そもそもモンキーは60Km/hでも危ないバイクですが、Qによる補強の効果は確実に感じられ、空気圧に妙に敏感になったりします。