ぬりぬり黄色Q(2)

さて、ここらへんか…?と、めどを立てたあたりにProject Qを塗っちゃいましょう。この「めど」ってなんじゃい?!とよくきまれますが、

Project Qを塗るときに大事なことは、

構造的に考えること、です。


Project Qはそもそも
「塗ることで、物性や性質の向上を得る」
製品なので、
何が、
どう効いて欲しいか、
ハッキリさせると、自ずと塗るべき場所がわかってきます。

 

たとえば今から塗る場所と目的はこんなかんじです。

何が:
フロントフォーク
ドラムブレーキ

どう効いて欲しいか:
しっかりと堅くなって欲しい。
金属などの精度を良くしたい。
スムースに動いて欲しい。
中に入っているオイルを良くしたい。

赤いところには塗りません。
フロントフォークの可動部分だからです。

塗ってみました。

こんな感じになりました。
塗装が黄色なので塗ってもわかりにくいところがありますね。
必要部分の30%が塗れていればいいのですが、丸見え部分なので(私にしてはわりと)丁寧に塗ってみました。

もし気になるようでしたら、上から黒や他の塗料で塗るのも有りです。

(3に続く)

ぬりぬり黄色Q(2)」への4件のフィードバック

  1. 材料の強度はテンシロン(万能材料試験機 引張・圧縮試験機)で測定する事が出来ますが、以前測定された事はあるのでしょうか?
    使用前、使用後でどのように材料の弾性限界が変わるか、又は、材料の変形がどう変わるか興味があります。

  2. > 材料の強度はテンシロン(万能材料試験機 引張・圧縮試験機)で測定する事が出来ま> すが、以前測定された事はあるのでしょうか?
    > 使用前、使用後でどのように材料の弾性限界が変わるか、又は、材料の変形がどう変わ> るか興味があります。

    コメント有り難うございます。

    測定した事はありませんが、静的な強度はQを塗っても変わらないだろうと思っています。
    ただスピーカユニットや車のボディーや足回りに色々とQを使ってみた結果、
    動的な強度の補強だと思われる効果が見れますので、その様な効果だろうと考えています。
    テンシロン等の仕様書を見ましたが、静的な強度測定がメインな様で、ちょっと違うみたいです。
    5000Hzから10000Hz位での動的強度の変化に人間は敏感みたいです。

    クルマで言うと100Km/h以上の世界で、
    音楽で言うと中音域からちょっと上あたりです。

  3. テンシロンは荷重をかけるスピードをコントロール出来ますが。
    そんなに高い周波数は無理ですね。
    100Km/h以上の世界だと街中ではあまり効果が感じられない
    ということかな。
    ありがとうございました。

  4. > 100Km/h以上の世界だと街中ではあまり効果が感じられない
    > ということかな。

    人間の感性は良く出来ていて100Km/h以上の世界で感じる信頼性を60Km/hでは余裕と感じられるようです。
    そもそもモンキーは60Km/hでも危ないバイクですが、Qによる補強の効果は確実に感じられ、空気圧に妙に敏感になったりします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)