今回視聴に使用したCDは「YO-YO MA PLAYS ENNIO MORRICONE 」 3曲目「The Legend of 1900: Playing Love」を繰り返し聴いた。
実験は先ずに足元から固めることから始まった
旧タイプの「大地」の上にスピーカー台を載せた。
僅かだがヨーヨーマの膨らみ過ぎたエコーが抑えられた。
抜群の安定感が得られる新「大地」でなかったのが悔やまれる。
次に大黒アゲハを側面に貼り増しをしていった。
大黒アゲハの整振効果はかなり強力なので、張りすぎない様に注意が必要だからだ。
箱鳴りが抑えられて聴きやすくなった。
New礎の形状の意味
ここで新商品である礎の形状について解説する為に 原型である艮(トドメ)の効果について実験をした。
この実験により艮(トドメ)はストーンヒーラーの下に敷くという私の固定観念が崩れた。
写真「トドメ」後方左手にあるフロスタバーガーの前方1個、後方に2個「トドメ」を置いた。
トドメは3個で構成する直系42センチ内のフィールドをカバーする事ができるので、必ずストーンヒーラーの下に敷かなければならないものではないという実験だ。
その後写真前方にあるCSEのアイソリーションレギュレーターの周りにも3個置いてみた。
どちらも音の濃度が増し、これをコンポーネント毎に並べたら、音が濃すぎて恐らく鼻血が出てしまうだろうと思う位の効果であった。
「礎」も同様の効果を楽しむ事ができる。
礎をスピーカの下に敷く
「礎」はインシュレーターとして内部に振動を効率よく減衰させる機能を持つと共に、トドメとしての効果を併せ持つハイブリッド商品である。
「礎」はその置き方によって音像も変化する。
礎を写真の様に放射方向に前方に1個、後方に2個並べた時と前方に2個、後方に一個並べた時の音の違いの実験だ。
前方に1個、後方に2個並べた時は音像が手前に広がり、ステージに向う。
前方に2個、後方に一個並べた時は音像が後方に広がり、ステージに参加するイメージであった。
次はストヒバーガー
ストーンヒーラーを「礎」の間に置き、スピーカーの上にストーンヒーラーを逆さまに置く。
逆さまにした時には毛が潰れない様に任意の小さな固形物を挟む。 この状態でやっと音が目覚めてくる。
チェロのバックに重なるバイオリンの高域の付帯音が落ちてすっきりした。
次に上下のストーンヒーラーと左右のストーンヒーラー間を電線で結ぶ。
接続は高周波の導電なので、ファイルクリップはストーンヒーラーの表面の塗装を削らなくても挟むだけで効果が得られる。
チェロとバックに折り重なり始めるバイオリンの高域のアンサンブルが見事に表現される。
左右のストヒバーガーの電線に要石を接続する。
この要石には特有の香りがする様に思える。
音の変化が明らかに他と違うのである。
1つよりも2つ増やすと効果は増し、より安定した。
要石にケブタを被せる。
当然良くなる。
更にスピーカー上部のストヒバーガーにテレ・サテンを被せる。
実験は綿のタオルに特殊溶液を含浸させたものだが問題はなさそうである。
澄み切った青空が広がる。
ここで思いがけない実験をした。
予想以上の変化に一同「ワッ」と声をあげたのだ
キサさんがダイエット用にズボンの左右前後のポケットに入れている三つ丸を取り出してテレ・サテンの上に無造作にポンと放ったのだ。
2個目の三つ丸をポンと置いた瞬間に音がポンと劇的に良くなったのだ。
これには一同「ワッ!! すっげぇー!!」と目を丸くした。
「なんじゃ こりゃー」の世界である。
三つ丸は平面に三角形に並べてガムテープで貼り付けたものである。
「丸」はテレ・サテンの下に入れると更に効果が出るそうだ。 既にストヒバーガーをセットされている方への過激なステップとなりそうだ。
GE3には良い結果が出た理由を後から探す商品が多く、思いがけない発見はイベントの一つの楽しみでもある。又、どれもこれも掲示板への書き込みによるユーザー参加型の商品展開である点でもユニークである。
私は今あの艮(トドメ)を大量に使って鼻血を出してみたくなっている。 えっへっへっ。