■ 金属パイプのゲゲゲ的制振考
BBSで話に出た金属パイプ製のSP台は格好良いが、大抵はGe3値が低いので、
Ge3的にはお勧めでは無い。
でも、すでに持っている人は何とかしたいだろうから、ゲゲゲ的な対策を考えてみた。
写真の様なSP台のコトを言っている訳だが…
* スレ主の写真を拝借しましたw。^^;
BBSでも書いたが黒砂糖を使うのが良さげだ。
104.2p | 現状 |
114.1p | 砂を詰める |
115.8p | 砂糖を詰める |
119.7p | 黒砂糖を詰める |
使用する黒砂糖は粉末のモノが使い安そうだ。
■ 黒砂糖の使い方
上の図はパイプと中の黒砂糖の様子を示しており、方法は2つだ。
1. 黒砂糖をぎっしり詰める
2. 5mm厚の黒砂糖を内側に貼り付ける
どちらも性能に違いは無いので、作り易い方法で実施して欲しい。
● 共通する基本のポイント
黒砂糖はビニール袋に密閉して使用する。
パイプと黒砂糖の間には隙間が少ない方が良い。
パイプの表面の70%以上、黒砂糖が触れているコト。
これらのポイントを踏まえて施工するには、
1. の「黒砂糖をぎっしり詰める」には、隙間なく詰めるコトに集中すれば良い訳だが、
2. の「5mm厚の黒砂糖を内側に貼り付ける方法」では、パイプと黒砂糖の密着させるコトが重要だ。
つまり、いかに密着させられるかがポイントな訳だ。
僕が考えた方法は、
1. ダンボールを軽く巻いて筒を作り、
2. その外側に5mm厚の黒砂糖の袋を貼りつける。
3. それをパイプの内部に入れる。
4. ダンボールの筒の中に新聞紙を丸めたモノを入れ 、棒で突いて密着度を増す。
以上の様な方法だ。* 判るかなぁ… (笑)
試したことは無いが多分、上手く出来ると思う。
● まとめ
以上で金属パイプのSP台のチューンは終わりだが、何かのヒントになっただろうか?
言うまでも無いが、SP台は難しいので格好では選ば無いコトだ。
Ge3値の高い製品を買うか、正しい理屈で自作するのがお薦めだ。
◆ 買う
吉野杉 丸太イス 124.3pz : http://120club.ge3.jp/?p=6912
◆ 作る
蛙鳴蝉噪 ”櫓” SP台 公開版 124.9pz : https://audio.ge3.jp/modules/blog/?p=3305
■ 使用する黒砂糖
黒糖にもGe3値の差はあるのだが、
最終的には気にする程の差は出ないので、コダワル必要は無いが、
下記の黒糖はアマゾンで見つけた中では、安価でGe3値の高いモノだ。
● 最後に…
以上で119pのSP台ができる訳だが、SP台の下が弱いと話にならない。
自作でも良いので「大地」を使わざるを得ないコトが理解できると思う。