皆既日食の当日関西は、裸眼でも日食具合がキレイに見えるほどの曇り具合でした(場所によるんでしょうね)。朝は「日食観察無理そう…」と思っていたのですが、仕事の合間に空を見上げてみると…おおおおお!欠けてる欠けてる!!クリアにみえる♪曇ってるのが丁度フィルターになって、サングラスをかけるとなおいいかんじ〜(^_^)b
「ええ感じに見えまっせ〜」
と内線で声をかけるとみんなわらわらと外に出てきてプチ観察会をしました(笑)
石けん部長Aさん一人だけが持ってきている太陽観察用めがねで太陽を見上げると…
「まっくらや〜!せかいはまっくらくらすけや〜」
…全くなにもみえません(爆笑)
雲がかかった太陽はもちろんのこと、蛍光灯の明かりをを見ても光が見えないんですよ。どんだけ太陽光が凄いか?!っちゅうハナシですね。曇りなだけに「地面に映る葉陰も全部全部三日月に見えるらしい」と聞いていたのが見られなかったのは残念でしたが、日食自体は自体はこんなにハッキリ見えました(^^)
見ている間にみるみる太陽が三日月みたいになっていく様子は、不思議なような当然なような変な感じで、台風がくる前みたいにわくわくしました。気圧もやっぱり上下してたのかな?太陽が欠けているせいなのか雲が厚くなってきたのか認識しがたい感じで、じわりじわり、じわり、と暗くなってきて夕方になったみたいに気温がスゥっと落ちて落ちて風向きも変わり
「あぁ、涼しくなったんは雲のせいやのぉて、太陽が欠けたせいなんか」
「太陽無くなったら4度くらい一気に下がるよ」
「風も出てきましたね」
「うわ〜すごい…」
「そりゃぁ、こんなんに大昔の人が遭遇したらたたりじゃぁ〜!ってなるよね(苦笑)」
「ある意味、地球上のもん全部太陽エネルギーでできてるからなぁ」
「庭の樹も牛もね」
「そういやこの樹のここらへん、もう切らなあかんな」
「伸びるのはやいですねぇ」
「夏だしねー」
「切ってから一年もたんなぁ」
「人間居らんくなったら、あっという間に緑でいっぱいになりますね」
などと…分厚い雲間から欠けた太陽が顔を出すのを待ちつつお喋りしながらの日食観察は、静かなのになかなかドラマティックでオツなものでありました。日食終わってしばらくしてから蝉が再び鳴き始めていました。(蝉もびっくりしてたんか?)
いやぁ、予想以上に堪能できてよかったです♪
…スイカやかき氷があれば完璧だったかな!?(^^)