■ Net Audio Ge3的まとめ 4
リッピングデータのコピーと移動
NASに保存したデータの移動はTAG情報の書き換えだけで済むなら問題は無いが、
違うメーディアへの移動はコピーになるので駄目だ。
移動によるGe3値の劣化は起こらなくても、コピーすると劣化するので、
リッピングの時は移動だけで済むように、直接NASに書き込むのがお薦めである。
アナログに比べて、デジタルはコピー時の劣化が厳しい。
特に”気”の情報量は著しく劣化する。
たとえバイナリー一致しているデータなのに「スカスカに聞こえてしまう」と云う現象の原因はココにあるのでは無いだろうか?
オリジナルを100pとした場合の”気”の情報の減り方
コピー回数 | オリジナル | 1回目 | 2回目 | 3回目 |
アナログ | 100.0p | 99.3p | 97.5p | 95.5p |
デジタル | 100.0p | 96.3p | 91.4p | 83.4p |
● ここに来て面白い現象を発見した。
音楽データは圧縮すると、コピーしても劣化しないみたいだ。
まさに、食品の冷凍みたいなのだ。
「捨てる神あれば拾う神あり」で、有り難い隠し技なのだ。\(^-^)/
ただし、圧縮プログラムによっては多少の違いがあるようだ。
冷凍庫によって性能が少し違うのに似ている。本物の冷蔵庫みたいなのだ。^^;
圧縮プログラムの性能のGe3値
圧縮方法 | |
ZIP | 122.3p |
LHA | 122.2p |
RAR | 123.8p |
tar | 122.2p |
小数点以下の数値は条件により異なるのであまり気にしないで欲しい。
Ge3値と云う数値を用いていながら、気にするなとは妙な話だが、
別のところで言っているマーケティングの意味で気にしないで欲しいのである。^^;
要はこのような傾向があると理解して欲しい。
● 利用の仕方
圧縮状態でコピーして解凍すれば良い訳である。
つまりNASの中でコピー or 移動して、NASの中で解凍すればOKだ。
試した所、圧縮方式での差は、激変レベルとは言いがたいが、
暗い曲はより暗い感じが感じはしたが明確ではなかった。
人の感度によっては激変なのかもしれないので、確認して欲しい。>ALL
この技が皆のところでも確認できれば、USBメモリーを使ったり、メールで送ったり
非常に便利だと思う。
2015/05/17 追加
● Net Audioまとめ リッピング時のGe3値 1/3
● Net Audioまとめ リッピングデータの保存先 2/3
LINUXの場合tar形式が都合が良いです。(圧縮ではなくサーバ間でやりとりするためフォルダの中身をまるごと1ファイルにしたものになります。)
そこで質問ですがディスク(外部HDD)に入ったtar形式ファイルをコマンドを使用して解凍しつつメモリに展開する(コマンドの出力をメモリにする)のはダメですかね。
うまくいけばメインメモリに気が入った状態で持って行けるかと思いますが…。
駄目ではないでしょう。
tarなりの性能で解凍が可能です。
でも分解能と”気”の再生は一致しないようです。
ウーンわかるようなわからないような…。
私の言っている分解能ときささんの言う分解能の定義も異なるのでなんとも理解できない数値が並んでいる気がしていてもどかしいところです。
zipでも扱えるのでそちらの方が高性能であるならzipでも良いのですが、zipは元々テキスト系向けなので音楽データが100%元に戻るのか危険を感じたのでより安全なtar形式が良いかと思いました。
tarとzipは情報量は殆ど変わらないのですね。
了解しました。
”気”の再生についてはCPUの近くにデータを置くことが駄目そうですね。
ありがとうございました。
>”気”の再生についてはCPUの近くにデータを置くことが駄目そうですね。
近くというよりも偶然に頼った接続だと流れにくいみたいです。
すみません。表の見方がよくわからないのですが、RARの「”気”の情報の落ち方」Ge値が高いのは最も情報が落ちやすい、ということでしょうか? それとも逆に最も情報が保存される、という意味ですか?
修正しました。
単純に圧縮プログラムの性能のGe3値としました。