PCオーディオでのHDDとNAS

■ PCオーディオでのHDDとNAS 

128pのDDCをPCに使いだ時にGe3値

※以下の情報はオーディオに限定されたGe3値でサーバとしてのGe3値ではありません。

古いPCとGe3値が128pのDDCと組み合わせた場合

   WinXp linux XOS
内蔵HD 114.5p 114.6p 114.6p
内蔵SSD 116.5p 116.8p 118.8p
外付けHD USB2 112.4p 112.8p 112.8p
外付けHD USB3  115.6p 116.4p 116.4p
外付けHD EEE1394 116.4p 117.8p 117.8p

最新のPCとの組み合わせた場合

  WinXp win8 linux XOS
内蔵HD  118.9p 120.3p 120.4p 120.3p
内蔵SSD  120.4p 120.4p 120.4p 120.3p
外付けHD USB2 112.9p 112.9p 113.3p 113.3p
外付けHD USB3 117.5p 117.3p 117.5p 117.4p
外付けHD EEE1394 118.8p 118.9p 118.9p 118.9p

古いPCでは新しいPCに勝てない。
当たり前ですね。(笑)

その原因を探ってみるました。

古い ノーマルの場合の基準Ge3値 ※基準として  100p
古いPCのメモリーを最大に増設した場合  106p
古いPCのクロックを最大にクロックアップした場合  102p

 

メモリー操作の処理の余裕に関係がある。

当然、新しいCPUと新しい規格のメモリの方が有利な訳です。
専用のCUPが使われていると思われる” SFORAZATO DAT−01”の音の良さの秘密がココに有りそうです。
PCに再生用のプログラムを使う場合に
比べ、関係のない処理は圧倒的に少ない筈ですからね。

PCで専用機に対抗するには、早いCPUと充分なメモリー、シンプルなOSが要です。
とにかく余分な仕事をさせないことがポイントです。

また、対策を施したHDDの性能はSSDとではGe3値の差は見当たりません。
HDよりもSSDの方が音が良いというのは都市伝説とまでは言いませんが、処理脳能力に問題がある訳です。

次に、最近流行りのNASについても調べて見ました。

  win xp win8 linux XOS
SSDを内蔵した最新のPC  120.4p  120.4p  120.4p  120.3p
安価なNAS  111.5p  111.5p  111.5p  111.5p
Ge3値の高いNAS  118.6p  118.6p  118.6p  118.6p
新しいPCのファイルサーバ  118.6p  118.6p  118.6p  118.6p

NASも応答速度が重要です。

逆に、高速なPCサーバに引けを取らないNASがあることには驚きです

内臓のHDに比べるとNASは少しだけGe3値は低い結果ですが、
使用するプログラムによっては変わらない可能性があるかもしれないです。

尚、SSD内蔵の最新PCで動くRAMディスクのGe3値は 120.1p とSSDよりも低くなります。

同じ半導体を使ったディスクでもコネクリが問題。

メモリーは仮想ディスクとして使うよりもキャッシュとして使った方が音は良くなります。
バッファーのサイズを変更できるプレイヤーの方が音が良い理由は、これですね。
プログラムでも複雑なものは良くないのです。

ここでも共通することのは「コネクリは必要最小限にする」です。(笑)

可逆的圧縮の音がMP3よりもPCMよりは悪いということはオーディオ・マニアには常識ですが、
PCマニアには当てはまらないみたいです。

AppleをはじめMicrosoftなどは、こぞって音の良いといって、可逆的圧縮を薦めています。
その差が聴こえないのか? 聞きたくないのか? よく判りません。
でも容量の大きさを悪だと思っている感がありますね。

サーバーの運営者としては曲数の多さは売上に直接響きますから、言っても仕方ないです。

もっとも、SONYが同じ輩であったことは非常に残念でした。
非圧縮SACDが販売された事で見事に露見してしまいました。 (^_^;)

2013/04/26更新