イベント参加者の方のレポートを掲示板よりピックアップさせていただきました。m(__)m
今回のテーマは「みんなで乙を作りましょう」
レポートその1 by 4geさん
Ge3夕べに参加出来たので報告します。
但し、今回の報告は小生作の乙が絡みますので
冷静なレポートには成らないと思います
っていつも冷静かよ!と突っ込んで見たりして(爆)
仕事を早く終わらせて
無事、初参加の新人さんと落ち合い
秋葉原でSPユニット、アンプ、線材を仕入れ
エンポケに到着。
乙がエンポケに無事届いているのを確認し
セッティングをしている時に
きささん到着
例のエンポケムービーの
編集打ち合わせをしているのを
横で見ながら新人さんに
エンポケ商品を説明員の如く
解説しまくっていました。
そうこうしている内にMt.T2さん等
数名のギャラリーが早めの到着
きささんが乙作成実演の仕込みに入っております。
そしていよいよ
予定通りの第1回 みんなで作ろうの会(仮)の
始まりです。
今回も前回同様ムービー撮影してますので
その模様はエンポケムービーでご覧に成れるかと
思いますがとりあえず説明しますと
ほぼMt.T2 さんの提案の様に
先ずきささんが作り始めます。
そしてある段に成ってから
順々に参加者が残りを作り出すと言う
感じであります。
(と言っても参加者中2人に集中してました)
作成後(と言っても時間内の音だしは不可能なので)
持ち込み乙で音を聴く
と言う段取りに成っております。
因みに今回の構成は
DPAT⇒Dr.DAC⇒
rsda202(上記で買いたての倶楽部員AMP)⇒持ち込み乙
と言うアンプと乙 両方で
計2〜3万のシステムで視聴予定です。
先にきささんも告知しておりましたが
慣用版 乙作成方法の公開です。
用意する物
1.乙キット
2.速乾性ボンド
3.水性テープ、パネルテープ
ようはポスター等をパネル化する時に使うテープ
4.万能はさみ
5.ヘラ(ボンドのばし用)
作成手順
1.キットから型を抜く
2.ダンボールを乙の幅分切る
3.ボンドを型の端部に塗る
4.切ったダンボールを付ける
5.水性テープで固定する
6.3〜5を繰り返して形を作る
7.形が出来たらボンドを外面に塗り
麻布を貼る
以上です。
今までの工法との違いは
水性テープで固定して
テープを残したまま
麻布を貼る所ですね
それと一番のポイントは細かい事は気にしない(爆)
良い加減(いいかげん)で気軽にやる
これをモットーに進めるそうです。
確かにバッフル部迄は
完成しませんでしたが
1時間ちょいで2本の乙の
麻布1重貼りは完成しました。
乙を作成した経験のある方なら
解かるかとは思いますが
驚異的なスピードで在りましたし
新人さんにも聞きましたが
初心者でもこれなら簡単に出来そうですねと
コメントを貰いました。
但し今まで参加したGe3の夕べと言うか
オーディオ関連のイベントで
小生にとって始めての経験ですが
開始から約1時間以上
一切音出し無しのイベントです。
ひたすら無音楽の中
大人達が夏休みの工作をしている図が
中々微笑ましく感じました。
もちろん作成中にも
質問や裏話等 いつも通り色々飛び出しましたが
どこまで公開して良いか判断が着かないので
エンポケムービーでご確認願います。
そこで工作教室終了で
一旦片付けに入り
持ち込み乙の音だしですが
小生もちょいと一休みと言うことで
連れと外へ喫煙しに出て
帰ってみると既に音だし開始しております。
慌てて席に戻ると
フリーJazzっぽい演奏に女性Voの音源ですが
音が割れまくりです。
場の空気も重いです。
小生はと言えば血の気が引いて
頭の中がが白くなってます。
きっと一気盛んの新人監督が
自信たっぷりに持ち込んだ作品が
試写会でプロデューサー、評論家の前で
明らかに受け入れられていない感じを
感知した時の心境はこうなのだと思いました。
他のソースを掛けても同じ傾向
うわ〜やっちゃったか〜と思った瞬間
幾人かのリスナーから
片方の乙がおかしいね〜
ユニットに1本だけねじが入っているけど
それが共振してるんじゃない
おっ、よく見るとユニットのねじを全部外した積りが
確かに残っている
慌ててねじを外し 再視聴開始
さっきまでのひずみは解消されましたが
家で聞くよりも音がきつく感じます。
そこではたっと気付きました
上記の指摘をする位
ここに集うリスナーはつわもの揃い
そんな場に出てきて良かったのか
自問自答が始まり結構ブルーに成ってました。
そんな感じで夕べは終了しました。
エンポケ退出後
連れの新人さんに感想を聞きましたが
・総体的に楽しめた
・今のPC付属外部SPでは絶対聞けない
ヴォーカルの息吹き、生々しさを十分感じ取れ
感動できた
・次回も予定が会えば参加したい
とコメントを貰ったので
ま〜誘った甲斐はあったかな〜とは思いました。
その後、家に帰って急いでセッティングし直し
音だしをしましたが
今まで通りに良い感じに鳴ってくれてます。
今回は色々と勉強させて頂きました。
怖いですが事実として受け止めますので
他の方のインプレも聞かせて頂ければ幸いですね
レポートその2 by Mt.T2さん
4geさんの強化版「乙」について。
ご本人は実力が出し切れなかったと、ぶるーなようですが、そんなことはありません。
狭そうに見えて、エンポケのあのデモ会場は、意外に広い!
普通の家庭では出さない音量が必要なんです。
「乙」がいくら高性能でも、20畳の専用ルームで爆音で聞く為のスピーカーじゃありません。
だから、その実力を知る皆さんは、もっと力が発揮できるはずだと、音が歪んでいることを指摘し、乙には音が大きすぎるので、音量を下げるようにおっしゃったんだと思います。
加えて、私が分かるところで、
私も部屋と音量のギャップにはデモをしてみて驚きました。
以前のレポートやブログにも載せてますが、当日ケブタエッジがはがれたのは、接着間もないこともありますが、自宅の実験では問題なかったのです。つまり、エンポケでの再生は、大音量だったということです。
さらに、自立台とユニットのねじなしは、究極の情報量と音質を与えてくれますが、上記の大音量には耐えられません。
つまり、最初の頃の再生は、期待(乙ならやってくれるだろう)のあまり、チューニング版独特の繊細さを越えた環境で鳴らされたということです。
その証拠に、最後の再生の何とすばらしかったことか。
中高音の繊細さ、生々しさ、熱さ。やはりこれは強化版逆ホーンの実力が発揮された音だったと思います。
レポートを見ると、4geさんの後輩さんにも確実にその部分は伝わっているじゃないですか!
逆ホーン+低音ブースト他ドーピングになれた私には、この中高音に低音の量感が・・とか考えちゃいますが、たかだか2時間のイベントの1コーナーで作れてしまう箱に、数千円のユニットを入れた超お手軽Ge3逆ホーン入門機で、いきなりあの音が出ちゃうんですから凄いもんです!!
実際他の皆さんがどのように感じられたかは、当日皆さんが買って帰った人柱報告権付の「乙」の数が物語っていますし、おそらく、その人柱レポートが答えを出してくれるでしょう!
4geさん、どうもお疲れ様でした。
4geさんの今回のイベントに込められた密かな思いが随所で感じられ、また、ご一緒された新人の方の好奇心に満ちた楽しそうな眼差しに、とっても幸せな気持ちにさせていただきました。
おかげで、昨日は後の飲み会で気持ちよく酔っ払い、レポートも書かずに、昨日乙と一緒に買って帰った「ゼロのひととき」を聞きながら、瞬間爆睡でした。(^^;