イベントレポート:2003/12/19 第7回Ge3な夕べ@エンポケ

by ホーン&きさ

恒例の月末のGe3な夕べです。

今回は勝手にスゲースゲーと騒いでいる光陽さんの3DスピーカのGe3フルチューン版を皆さんに聞いて頂きました。

何が凄いって言わせてもらうと、Ge3チューンは光陽さんの公認なんです。
いつもの様に勝手にチューンしたんのではないので、そこんところを宜しくね。(爆)

今回のGe3チューンは、これまで蓄えてきたGe3的チューンのノウハウでは、足りない点が目立ちます。
素材である光陽さんのSPの出来がシステムとしてあまりにも素晴らしく、チューンすればするほど音は出るけどユニットの品位とのギャップが聞こえてきてしまうのです。品位の向上は難しく困ったモノです。一応、フルチューンはしてみたのですが、どうも『品位』が気になって仕方がありません。ザラついているとか、音が詰まっているとか、音として聞こえてくるモノでは無いので厄介です。
品位は音を媒体にして伝わって来る「何か」なんです。

何と言えばいいのかなぁ...
育ちの良さみたいなところの「何か」なんですけどね。

その何かを向上させる為に新しいワザを思いつきました。
マグネットの後ろで何やらフワフワしているモノがそれです。

このフワフワについては、もう少し検証を行ってから、発表したいと思っています。

そして、次は”暖簾”とか”注連縄”とかの開発コードで呼ばれているモノをツイータの前に付けての試聴です。
これは高域に影響を与えている位相の乱れの様なモノを減少させようと言うモノです。
これは速効でした。
音場感に於いてベールを1枚剥がしたような感じで変わります。
高域のベールは低域の定位に影響を与えているのか、低域の定位も心持ちシャープになるような気がします。
これは、新型のアッシャー520です。
ツイータが少し大きくなりましたね。
その分エネルギー感の向上は凄いものがありました。
新型のアッシャーに縄のれんを装着しての試聴です。
これは効きました。殆どの試聴者の方々にもお分かり頂けたと思います。
音場がスーと一皮剥けて、立体感的に聞こえるのです。
さて、その縄のれんを皆さんに、間近で見て頂くことにしました。
手に持って見るのですが「何でこんなのに効果があるのか?」ちっとも疑問の解消ににはなりません。(笑)
見れば見るほど、騙されているような気がするだけです。(爆)
これは、次に控える新製品の「つくね」です。
本来は高域とのジャンパー線を考えていて作ったモノですが、この様にSP線とSPとの間に入れても差し支えありません。
効果は高域に現れ、高域にまとわりついている不要なモノが綺麗に整理されるようです。
音場感や定位、音色への影響は感じられません。
ただただ、音像がすっきりするのです。
装着前は弱いハレーションを起こしていて、付けるとハレーションが無くなるような感じで、まるで良くできたレンズ・フードの様な効果があります。
Ge3を怪しいと思ってる人は挙手!

違うって!

クリスマス・プレゼント争奪ジャンケン大会の模様です。