イベントレポート:2003/11/21 第6回Ge3な夕べ@エンポケ

by ホーン&きさ

今回はダンボールで作ったSPについてのデモです。
何故、ダンボールでSPを作るのか?

理由はGe3グッズの有効性と働きを理解して頂くためです。
決してダンボールがSPボックスに最適だとGe3が考えているからではありません。(笑)
貧弱で頼りないダンボールでもGe3的に補強をして整振対策を施せば、十分に聴けるSPが出来ることを知って頂きたかったからです。結果は十分に納得頂けるモノでした。

今回は、前にも鳴らした事のあるダンボールSPによる5chです。
今回のSPはそれに手をいれてより簡単な構造にしたモノです。
内部にはGe3グッヅを使ってチューンしてあります。
サイズはA4用紙に図面が描ける大きさです。
チューンした箇所は...
音道と側面に黒アゲハを使って仮想的な補強を施しました。
何と言っても、たかが1枚のダンボールです。先ずはその弱さを克服しなくては話になりません。
構造的には逆ホーンとなっています。音道の間に発泡ウレタンを充填してみました。
SPユニットの後ろにヒグラシを1個装着してあります。これで不要振動の発生を根本的に防いでいます。
今回はギャラリーの皆さんにも手伝って頂きました。
コーン紙に黒アゲハと琴引を貼って頂きました。
これにより、たった1000円のSPでも、問題なく鳴ってしまうので面白いです。
写真の様に適当な大きさに切って使います。
このユニットには黒アゲハを4つに切って、十字形に貼りました。
指が太いと、この様に道具を使った方が良い場合もあります。(笑)
大体、貼り終わりましたね。
こんな感じに装着しました。
ユニットの上にはヒチリキを貼ってあります。
重量は多分500gを切っているでしょうね。(笑)
さて試聴すると...
普通にオーディオ的な音が出てしまいます。
作るのを見ていたギャラリー達も仰け反る他ありません。
さて、左は現在開発中のモノで、開発コードは「つくね」というモノです。
販売時点でも、この様な形かどうかは定かではありませんが、取りあえず実験にお付き合い願いました。
何だか、妖しい形ですね。(爆)
結果は、笑うしかありませんね。
ここでは速効で効果が出ました。
明らかに高域で改善が見られます。
最後は、最近恒例の結界棒帽による、味の変化の実験です。
いつもながら、その変化に皆さん驚かれますね。(笑)