彷徨える工房:2001/12/15 江川工房 勝手にレポート

今回はSPシステムのネットワークについて。

今回は、年末・土曜って事で、集まりが遅かった・・・
最初、始まった時は、5人ほど。 で30分過ぎるまでは8人でした・・・

で今回の実験は、SPユニットに使う抵抗や、コイルの音の差を聞き比べてみようって事でした。
コイルには、コイズミに売っている極普通の物(200円くらい)。対する今回は、江川先生が6Nの無方向線ケーブルを同じ長さで巻いたもの(コアの部分はまるっきり同じ。)です。
抵抗は、コイズミで扱っている5種類ほどを聞き比べしました。

実験は江川先生が喋るマイクの信号をAMPに入れSPユニットに直接入れて、片方の線に直列に各抵抗やコイルを入れて聞き比べました。

最初、なにも入れずに先生が喋ると、あきらかにPAライクな声がSPから出てきます。 そこに各抵抗を繋いでいくと、やっぱり声が全然変化していくんです。
僕は自作なんてしたことも無いので、最初はチンプンカンプンだったんですけど、声の変化は明らかに解るほど。

どのメーカーのがどう良いってのはなかなか書けないっすけど、値段が高くなるにつれ、良い部分が大きく現れてきた感じでした(っておもしろくない結果です?? でも本当だったんですよぉ・・・)

その中でも、一番高価ではなかったのですが、FOSTEXの抵抗が、先生の声がPAみたくなくごく自然で良かったなぁ〜。

で、その後は、SPを大川さん作のフォスター千円ユニットSPに変えて、さっきまで手で抵抗を繋いでいたのをキチンと止めて(バナナプラグやネジを使って)再度実験しました。 ここでもそんなに大差ない結果でした。(でも手で止めるのとは音が違いました。)

コイルもやはり無方向性で作ったコイルの方が自然に声が伸びている感じで好感触でした(最初の実験では全然変化無かったのですが。)

そして、今回はもう一つ、最近江川工房に良くいらしている なすさんって方が、ずっと提唱されていた事の実験も行ないました。(人少なくて、実験する余裕 がいっぱいあったので。) いや〜これも効果でかかった! 江川先生も認める変化! これはもうAVAC横浜店で売っている? らしいのと、これから商売 にされる?(つうか、みんなはがんばれ!って意見をいっぱい言ってました)かもしれないので、詳しく書けませ〜ん・・・・(江川先生がどっかで公表される かな?) どこかに出たら、詳しく書きます。

ちなみに、今回は一回も音楽の掛からない、めずらしい会でした。

Reported by 挿入王子