彷徨える工房:2001/11/3 江川工房 勝手にレポート

 本日のお題は何度目かの”無方向性ケーブル”。

今週は久しぶりの土曜日ということもあり嫁さんと参加。
雨が降っていたこともあり、早めに参加することに。
十分前に階段を登ると江川先生しかいないではないですかぁ!
あれれ?先週のあの人数は??(これがいつもの様子なのであった。)
サウンドデンに送り返すCDPの梱包を手伝っていると、村井さんがやって来る。(先週はお疲れ様です!!)
CDPの梱包が終わると、江川先生、一際大きい箱を指さし村井さんに説明。「村井さん、これね〜各評論家に聞いてくれと回ってきたんだけど、みんな新しい 物好きだろう? ここに置いておこうと思うんだけど出そうよ」ってコレが今回の会の前半の話題をかっさらった”audio pro”の5.1CHSPセッ トなのであった!

このSPはMDFラウンドのエンクロージャーに8cmのフルレンジ一発のバスレフタイプのSP5個にAMP搭載のSW付きのセットで実売5〜8万(だった かな?)の物。 ま〜最近AVでの良くあるSET物って感じなのだけど、ここのSWはYAMAHA等も採用している方式の大元なのだ!(AVV誌一月号 No.47 P27の記事参照。) 僕の持っているImageシリーズとは違い、ラウンドしたエンクロージャーでこれまた綺麗な出来!

ま〜最初はみんな、どこぞのSET物の安物のSPだろう?って感じで思っていたのだろうと思うけど、な〜〜んと!イイのだこれが!!!(某ch掲示板では ユニットがしょぼすぎると散々叩かれたこのSPだけど、しっかりとした作りでかなり聞けるのだぞ!!) ま〜この日は出したばかりで、エージングもへった くれもないので、これからもっと良くなるでしょ〜。(江川工房に常時置いておくそうなので、興味ある方は参加してみて!)

<SWあり・なしについての考察その他は、村井さんの日記と併読して頂けると良く解ると思います。
はい このSPにはちょっと私情入ってますのでそこらへんは読まれる方で適当に引き算して下さい(笑)>

さ〜、会も終わりに近づいて新!”無方向性ケーブル”が現れました!
これはどこかで江川先生が書かれていたモガミ電線製?って思っていましたが、あまりの複雑さに江川先生がご自身でよって作られているとか・・・。

今回から、以前の4Nから6N銅に材質も変わっているだけでなく、以前のケーブルよりも細い、細い・・・(ライカル線よりすこし太いぐらい)0、何mmだかの縒り線を二本、無方向性にスターカッド縒りをしてあるとか。
で、皮膜もライカルなみにふにゃふにゃだった。 製品は2mのSPケーブルとして出されるそうだが、まだまだ値段は悩まれているみたい。(音だけ取れば何 万円ってのもあり!って感じだけど、先生は「一万超えたら売れないんじゃないだろうか?」って先週大阪で聞いたような悩み話だった・・・(爆)。)

本当極細線でも低音・情報量ともに以前のケーブルをはるかに上回るケーブルでした!!(さ〜これを読んでる各ケーブル自作派の方! 無方向性も一つの流れかもしれませんよ〜!!)