小型、安価、且つ高性能と、ちまたで評判のUSHER S520をGe3的にチューニングする機会をエンゼルポケット様より頂き挑戦してみました。
このSPはSP使いでは名だたる評論家先生方もチューンされているので、Ge3としてもここは負けてはおられません。(笑)
と、気合いが入ったわけではありませんが、結果的には徹底的チューンとなってしまいました。
それもこれも期待通りに応えてくれる高性能なSPだからこそ、乗せられてしまった気がします。
チューンの方法は、怪しさ満杯のGe3チューンの手法の中でも評価が確立している手法を用いてのチューンですが、それでも怪しさは隠せていませんね。(爆)
チューンした本人の感想としては、実に高性能なSPですね。色々なチューンに確実に応えてくれます。
勿論チューンせずとも、コレはコレで相当なレベルの再生を期待しても間違いないSPですね。
チューンする側としては、素材としては注目の逸品だと思います。
個人的にはチューン後のSPでソプラノの最高域やバイオリンを聴いて欲しいです。
泣きますよ。 (爆)
※チューンドS520は、11日の夕方にはエンゼンルさんあるはずですので、リクエストされると聞かせてもらえるかも知れませんよ。(笑)
■Ge3チューンの各行程
チューン前の全景です。
なかなか厳つい表情です。 |
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ツイータにヒグラシ
補先ずはツイータにヒグラシを貼り付けます。このクラスのマグネットでは1個で充分です。 |
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ウーファにヒグラシ
小型の割に強力なマグネットなので、ヒグラシを3個にしました。 |
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ヒグラシを補強
ヒグラシの落下防止にテープを貼りました。 |
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ネットワークを芋蔓化
ネットワークに使われているケーブルを芋蔓に変更しました。 |
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ウーファに黒アゲハ
判りにくいけど透明のコーン紙に黒アゲハを貼っています。黒アゲハはサイズを合わせるために2/3にカットしてあります。残りの1/3は別に使えるので捨てないようにしてください。 |
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ツィータのフレームに黒アゲハ
ツイータのフレームの回りに、カットして残っていた黒アゲハを貼ります。 |
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ネットワークにも黒アゲハ
元の位置に戻したネットワークにも黒アゲハを貼りました。 |
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エンクロージャに黒アゲハ
エンクロージャにも黒アゲハを貼ります。 |
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ツイータに琴引(ことひき)
ツイータの振動板から発生する不要な分割振動を専用の黒アゲハ(琴引)で対策します。 |
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エンクロージャ内の吸音材を抜く
信じられないかもしれませんが、Ge3チューンの仕上げは、吸音材の撤去です。(笑) |
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エンクロージャに紙風船
吸音材を全部抜いてしまったS520は明るく生き生きと鳴るようになりましたが、すこしエコーが乗ったような感があり、内部の何かが響いているようなので、紙風船4個を入れました。写真の様に小さなモノを紐にくっつけてポートから垂らしました。 |
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ジャンパー線に芋蔓
ほぼチューンが完了した時点で聞いた音は、充分満足できる予感のする音でしたが、欲くを出してジャンパー線も芋蔓に変更しました。(笑) |
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Ge3的チューン完成 \(^o^)/
各ユニットを元に戻して組み立てます。 |