〜2003年夏 投稿キャンペーンより〜
大阪の蟷螂さんの投稿写真です。
Panasonicの話題になった小型SPのチューニングです。
蟷螂さんはニアフィールドに凝っているようですよ。
多謝多謝 m(_ _)m きさ
思い切りが良いですね。気持ちの良い塗り方ですよね。(爆) | |
ユニットの後ろ側ですね。 麻紐とProjectQと... 小さいのは何かな? RC? ※メタエッセイによるとコンバックさんのRF-56 チューニングベースと判明。 |
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これは何だ? ウーファ部かな? |
こんばんわ、蟷螂です。遅くなりましたがGe3改造の写真を送付いたします。
後日、ノーチラス805の写真も送付いたしますので、よろしくお願いします。
スピーカ内部にプロジェクトQを塗り、共振防止に黒アゲハを付けています。
本当はヒグラシを取り付けたかったのですが、スペース的に不可能でした。
アルミコーンのスピーカユニットお尻ににプロジェクトQを塗り、麻紐をマグネット部分に巻いています。
JJ工房の後、バッフル面にもプロジェクトQを塗りました。
改造した後にアルミバッフルをかぶせてもとの美しいPresioに戻す予定です。
■ 蟷螂さんのメタエッセイより
私はオーディオ機器を購入すると必ずと言ってよいほど改造ばかりしている。
今まで購入したオーディオ機器で改造をしなかったのは、FASTのアンプくらいのものである。
それ以外はGe3的改造によりパワフルにパワーアップさせている。
お気に入りのアクティブスピーカのPresioも購入後すぐに改造を施そうとしたのだが、
分解する時点で問題が判明して改造に踏み切れなかった。
というのは、Presioのバッフルのアルミは接着剤で付けているので剥がすのがやっかいなのだ。
アルミバッフルを剥がせないことはなかったが、かなり慎重に剥がさないとアルミが薄いもんだから剥がすと同時に使い物にならない可能性が大。
これが改造の妨げになったのである。
いくら改造欲(?)があってもPresioのあの美しいアルミバッフルを壊してまでの改造はできなかった。
しかし、JJ工房が近くなり、ぜひともこのPresioの最高の音を聞いて欲しいと思い、前日に意を決して改造を決行することにしたのだ。
1.スピーカボックスの内側・スピーカユニット(中高域および低域ユニット)にプロジェクトQを塗る。
これによって柔いプラスチックの強化を図った。
2.スピーカユニットのお尻にコンバックのRF-56 チューニングベースを取り付ける。
コンバックをユニットのお尻に貼ると音がまろやかになるのだ。
3.スピーカボックスの内側に黒アゲハを貼り付ける。
黒アゲハを張ることによってスピーカ全体の共振の低下をねらった。
4.スピーカユニットのマグネット部に麻紐を巻きつける。
ユニットに麻紐を巻きつけると音に厚みがまし、音像がやわらぐのだ。
5.接合部分に麻紐を咬ませる。
コレに関しては初めて行ったため具体的効果はわからず。
EX. 本当はヒグラシも貼り付けたかったがヒグラシを貼り付けるスペースが
まったくなかったため今回はあきらめることにした。
(ほとんどGe3改造)
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上記のような改造を施して翌日にJJ工房で試聴してもらってかなりの反応があった。
もともとPresioの実力があったのは当然として、Ge3的改造を施したPresioはより雄大に音場の密度が上がり、音の表情もかなり見えてくるようになった。
良い意味で音像がやわらぎ、試聴ポイントを変えても定位が変化しないものとなったのだ。
スピーカの存在が消えるのも時間の問題である。
まだまだ改造を施す箇所はあるが、とりあえず現時点はこういったところである。