ウーファをGe3フルチューン(しかもケブタエッジ!!)
今は亡き、SANSUI W-323V の遺影である。
そして、持てる能力を最大限に発揮するために、復活の儀式を執り行う。
ユニットのフレームからマグネットまで全て青Qで塗り固め。
アルミパイプをエポキシ接着剤でドバドバの刑。
青Qシートのエンガワで元気丸出しフレーム化。
ヒグラシ2個でエンジン搭載。
前面には黒アゲハと琴引で高性能タイヤ。
錦糸線とダンパーにはケブタ5mm角。
繭丸お尻で復活完了。
なんとここでアクシデント!
あれこれ作業しているところで、ウレタンエッジが大破!
さすがオールドなスピーカーである。ボロボロに乾いて弱った状態でなんとか持ちこたえていたのであろう。
そんなことは既に読んでいた!
そうでなくてもやっていた!
ケブタエッジの登場である!!
ケブタエッジの型紙をGe3掲示板からダウンロード。ウレタンエッジをカッターナイフで丁寧に切り落とし、型をあわせてみるとぴったり。16センチくらいにはばっちり合う型紙であった。
ケブタエッジに必要な道具は、カッター・ハサミ・G17ボンド・掃除機である。
特に掃除機が重要だ。大量の毛まみれになるであろう。
ケブタを裏にして、型紙を押し当て、マジックで型を写す。
そして、カッターで空中切だ。
次になんの躊躇することもなく、猛然とした勢いで、毛を刈りまくるのである。
ヤギの毛を刈るオジサンのように、なにも考えずに黙々と刈るのだ。
刈るのはノリシロの部分だ。さすがにハサミとカッターでは完全にハゲにはできないが、気にしない気にしない。毛が残っていても、私は気にしなかった(爆)
円周分のパーツが揃ったら、1枚ごとにノリシロにボンドをつけて貼り付ける。
円周の内側のノリシロを、コーン紙の裏側に貼り、ケブタの外側をユニットのフレームの前面に置く。
ドンドンドンドン、塗って繋げて貼って押さえて・・・
あらゆる間に隙間ができないように注意していく。
最後はケブタの大きさを微調整する。
作業中には「汚いなぁ」「毛が逆だ」「皮の厚みが違う」「ほんとにこれで音が出るのか」と思うが、私は気にしなかった(爆)
で、ケブタの外側の、ユニットのフレームにG17ボンドをぐるっと1周塗りながらケブタを押さえていく。
ついにケブタエッジの完成!
表から見ても危険だが、裏から見るともっと危険である。
「音が出れば・・・奇跡・・・」