彷徨える工房:2001/11/3 ハイエンドショウ大阪

超リファレンス発見! (きさレポート)

■ JBL K2-9800

JBLの新世紀を代表するSPである。
これまでガ体の大きさで、他を威圧してきたJBLであるが、今回の製品は思いの外、コンパクトである。
すべての面で高性能化を計ったと言うだけあって、素晴らしい再生をするし、B&Wなどに席巻されてしまったモニターSPとしてのポジションもちらほら...
願わくば、この超高性能を示すデザインとかオーラが欲しかった。
やっぱし石けん箱を頭に載せるよりチョンマゲの方がインパクトあるもんね。(笑)
肝心のGe3値は?(笑) 120p 良いよ!
すんげー低音再生で、揺れる9800!
嘘、単なる手ぶれでした。m(_ _)m

■ ERAC 301

写真のような、超小型SPとスーパーウーファーの組み合わせ。
Pearlさんがいたく関心を示して、部屋から出てこない。
アレレ?居なくなったぞ? と思ったら、この部屋に潜んでいたというモノである。
SWの出来が素晴らしく、ハイスピードな低音がバシバシ出ていたよ。これ見よがしな低音じゃないのも良いね!
僕も気に入ったけど、小さすぎていじれる場所が心配(笑)
Ge3値は106p
手を入れると 120p以上は軽いでしょう。
ホント小さいので、音源の定位が無茶苦茶良い感じがした。やっぱしSPの表面積は小さい方が有利みたい。
さりげなくオラクルで鳴らすのが憎いね。(笑)
小ささが判るかな。
これが本体で2ウエイ!

■ KRELL LAT-1

今回の僕のホームランはこれ!
例の「土と水」のCD、通称「蝉のCD」をかけて貰ってビックリ!
突端から蝉の音が聞こえてくる。天井の外にいっぱいの蝉が星のように点在して聞こえる。1匹1匹が数えられそうだ。
これまでは良くても「蝉の音がハッキリしてるね。」ってな感じだったけど、これは別格。演奏に熱が入って音量が上がってきても蝉の音は消えない。注意を向 けるとそこに居て鳴いている。他のSPだと注意しても演奏に紛れて聞こえにくいモノだが、これはちゃんとそこに居るのである。
鳥の声まで聞こえた。
信じられない。これは新しいリファレンスだよ。
音の凄さはダントツだけど、値段も人を馬鹿にした値段だ。
2本で470万円也。
右の銀色の小さい奴はLAT−2で同じく218万也!
まぁ、写真を撮らせてくれたのでPONが出来るとして許してやろう。(爆)
※このSPの蝉の鳴り方で色々思いついたことがある。
チューニングに利用できるように探索中である。