施工例:7. ツイーターに篳篥(ヒチリキ)

2007/7/17

「篳篥」(ひちりき)はツイターの高周波対策グッズです。本来の高域信号をマスクする高周波を抑える機能があるらしいのですが、理由はさっぱり解りません。(笑)

ホーンドライバーから「篳篥」を取り外し、移設します。

修理したツイターに取り付けてみました。ツイターフレームのような固い部分に取り付けますが、ゴムのパッキング部分のような柔らかい部分は良くないようです。

ツイターの上下に写真のように貼り付けるだけです。青い棒状になっていますが、付けたり外したりしている内に、外装(和紙?)が破けたので中身だけ使っています。^^

本来の「篳篥」は後ろに接着テープが付いており、簡単に装着出来ますのでご安心下さい。^^

それではその効果ですが、FM放送のアナウンサーの声が実体感をもちました。
それと分解能が恐ろしく向上します。微細な音が良く聴こえるようになります。
例えば、アナウンサーが原稿をめくる音がリアルに聴こえます。

交響曲の特にライブ録音では楽器が空間に広がっていく様子が良く解るようになりました。
今更ながらですが、「篳篥」は良く効きますね。

「篳篥」は装着後直ぐに効果を発揮するので楽ですね。

「篳篥」は付け外しが簡単ですので、付けたり、外したりして音の変化を試してみました。

効果は明らかですね。これだけの効果があるのでは、もう外せません。^^

効果があるかどうかの判定は、外した時の方が良く解るようです。