施工例:4. SP振動板対策<黒アゲハ編>

2007/6/25

茅蜩施工後、1週間経過しました。
そろそろ、「黒アゲハ」を施工します。

「黒アゲハ」はSP振動板を仮想強化する製品です。主に、コーン型SPの振動板用です。
動態的に分割振動を抑制することにより、振動板を強化する事と等価的な効果をもたらすものです。

必要個数は振動板の口径によって異なります。30cmの場合は6個が標準ですのでこれで行きます。12cmの場合マニュアルには載っていないので、約1/2サイズを4枚はることにしました。目分量で概ね均等につけます。アバウトでも良さそうなので気が楽ですね。^^

ウーファ施工前ウーファに黒アゲハ施工

「黒アゲハ」は以前大入袋を購入したので、結構使い残しがあり、これで活用できます。
貼付け作業は簡単です。「黒アゲハ」の裏紙を剥がして貼り付けるだけです。
Kさんの貼り付け方を真似しました。特に角の部分を丸くカットしていたのは、剥がれを防ぐのに有効です。なお、接着力が強力なので、後で外すことを考慮している方は、接着面を手で何回か付けたり外したりすれば、接着力が減少するので、外しやすいと思います。Kさんが使用していたベビーピンセットを購入しましたが、プラスティックで、先端も丸いため、安心して使用できます。お勧めです。

スコーカー施工前スコーカーに黒アゲハ施工

呆気なく作業終了です。「黒アゲハ」は効果の現れ方が早いので気が楽ですね。

今日から3日ほどはちょっと忙しいので、FM放送のながら視聴です。
アナウンサーの声が自然です。クラシック放送も音色が多彩になった感じです。品の良い音です。低音も自然です。元々低音は豊かであったのですが、バスレフ方式のためか、膨らむ傾向がありました。その癖が取れたようです。

全体的な印象は、例えばデジカメの画素数が増加したようなイメージです。^^

1日経過

ちょと忙しくて聴けなかったのですが、1日経過でも良い感じです。
ウーファ、スコーカーだけの対策ですが、聴感上は高音部の改善が良い感じです。

2日経過

音楽に血が通ってきたような感じです。音が生々しく鳴ってきています。

3日(2日と16時間)経過

FM放送のボーカルがやけに生々しい。しみじみと迫ってきます。

丸三日経過

トレーニング完了のようです。音の密度が更に高まった感じです。
低音がしっかりすると、高音が引き立ちます。
そろそろ「琴引」を付けるころです。

5日経過

もう充分なようです。落ち着いたと同時に、高域が物足りなくなってきました。
中低音部の充実に対して、高音が物足りません。高音の切れが欲しくなってきました。

以前の1インチドライバーの音が懐かしくなります。

そろそろ、「琴引」の出番ですね。