イベントレポート:2008/7/25 Ge3な夕べ@エンポケ

イベント参加者の方のレポートを掲示板よりピックアップさせていただきました。m(__)m


レポートその1 by Mt.T2さん

さて本日は、夏休みということで、会社を朝から休み(むりやりです〜!)所用を済ませ5時過ぎにエンポケへ。

すると、きささんと高野さんが、準備の真っ最中。
デモのソースの選別中のご様子。
ん??何かフロントの機材に違和感が・・・・・。
フロントの真ん中に、丸椅子?!が置かれ、黒御影石のボード?の上に、初代大地、その上に、そしてその上に何やら黒く怪しいものが回って・・・・・・。
すると、きささんが、「今日は、アナログデーやねん。」と。
そう、黒く怪しく回っていたのはレコードです。
シェルとアームに大黒アゲハ、何箇所かケブタチップ、カートリッジは青い!と、既にGe3的にいじってあります。
マランツのフォノイコを含め、高野さんの私物だとか。

んー、そうか、アナログか〜、アナログまで手が回らん。今の私にはちょっと辛いかも?
などと思いつつ、「今日はこれ」と渡されたのは、ちょっといびつ?な円柱状に加工した木。
一面にフェルトが貼ってあります。??

楽器用のGe3アクセ開発で、色々探していて、ほとんど偶然見つけた素材が、アナログに使えることが分かり、急遽試作品を作ってそのまま持ってきたんや。そやから、まだ音は聞いてない。でも、Ge値は128で、めっちゃすごいはずやねん。

ということで、その物の有り無しを何枚かのレコードで視聴。
テレサテンや菅野録音のクラシック?などを聴きましたが、音はすっごく変わるもののもう少しインパクトが分かりにくい。
で、最後に出て来たレコード(ナベサダと日野の菅野録音物です。CDは廃盤とか。いい音、録音なのに。あっと、これも高野さんの私物)が、その差が分かりやすく、試聴用に決定。

いやはや、やはりここまで違いますか!!

音圧とエネルギー感が、ボリュームを数段階アップしたように上がり、なおかつその明細度が高く、非常に自然にこちらに音が押し寄せてきます。
「よし、音も聞かずに128やから持ってきたけど、これならいいわ!違うのがよう分かる。自信持った!」
きささん、非常に満足気。この音なら当然ですよね(^^;

と、そうこうしているうちに開始時間となり、イベントスタート。

「今回はアナログデーで、本日紹介のメインイベンターは、レコードスタビライザーです。」

ポイントは、素材の「ケブタフェルト」です。その上部は軽くていいとのことで、今回は桧。

との説明とともに、ノーマル(スタビなし)から、金属系小型ちょっと重目(銅?)、樹脂系(8mm厚程の赤いコースター状で、振動を電気⇒熱にかえる?そんなようなちょっと前にはやった素材のやつ)、金属系(制震系金属削り出し)の他社製品3種類を交えて聞き比べ。

他社製品は、そろぞれ目指す所があるようですが、硬くうるさかったり、どっかの帯域がなくなったように寂しかったり、バランスはいいがつまらなかったりと、もう一つ感激できない。

それに対すると、ぜんっぜん違います!!
あんな軽いものを乗せただけなのに、音圧がめっちゃ上がり、中高音の抑圧、鼻づまりに聞こえた音が一気に抜け、低音も音階が明瞭になり、立ち上がりが早くなりました。
「Ge3で出てくるCDの音に近づいてくる」ときささんがおっしゃっていましたが、正にその通り!
当日の参加者に聞いたら以外に少数(1割?)のアナログファンの方は、直ぐにも持ち帰りたいくらいの勢いで、感激しておられました。(これだけ明快に良くなったら、当然ですよね!)
量産試作は1ヶ月くらいかかるらしく、登場までは少し待つ必要ありですね。
⇒きささん試作のいびつなやつで良ければ、リクエストすると人柱もあるかも?

そんでもって、次は、Ge3の新製品群(天音・雷知)がアナログでも効くか。

まずは、フォノケーブルの出口(フォノイコのIN)に、「天音」3本使い。

\(^^)/めっっっちゃすごい!!
音、情報、エネルギー、演奏者の思い!一気に噴出です。

次は、「雷知」。
フォノイコの電源ケーブルのINに3本使い。
\(^^)/わっはっは、雑身が抜け、スッキリとし、低音の重心が下がり、一段とエネルギッシュに!
その後、プレーヤーの電源ケーブル(当然モーターのみ)に「雷知」3本追加。
すっごい!一気に、滑らかに!(よく、CDをうまくチューンすると、アナログのようになったと表現されますが、そんな変化)

やはり、「天音・雷知」は、アナログでも効くことがはっきりしました。
アナログファンの方、必需品ですよ!!
全く違う音世界に昇天しますから!!

★追加情報2
「雷知」の3本使い業への新情報!
「雷知」3本使いする場合、2本のケブタは不要とのことで、剥がして黒い棒状のやつを1本の所に添え、その1本のケブタでケーブルと一緒にまとめて付属の紐で結べば良く、剥がしたケブタ2枚は他に使って良いとのこと。
⇒剥がしたケブタでケブタエッジだ〜!との意見も出てました。

いじょうで〜す。


レポートその2 by Depecheさん

いやあ、すごいすごい、1か月ぶりの夕べ。

レコードスタビライザー、ぜひとも製品化を!

菅野録音(といってもライブなんであまりそれっぽくない音)のtactのSWIG JOURNAL JAZZ WORKSHOP2、、元からかなりの臨場感ですばらしい録音の盤ですが、さらにライブ感がものすごくアップって感じですごかったです。

スタビライザー、天音、雷智とやっていくとどんんどんかぶりつきに近づいていくという、、いいですなあ。

レコードスタビ、何種類か聴き比べての試聴でしたけど、完全に他に勝ってましたねえ。傾向としては制震合金の重いやつが近いと思いましたが、Ge3のものの方が自然な音楽になっていて、制震合金は(それだけ聴けばけっこういいのでしょうけれど)けっこうとげとげしく聴こえてしまいました。

試作レベルですでにアナログ必須アイテムって感じでした。

あ、あとGe値の高いといわれる赤いCDスタビ、、うちではぜんぜん駄目という話をした中で、、ソックタッチを塗って動かなくすれば良い、とのことで早速試してみましたが、これも驚きで、、早まって売ってしまわなくて良かったです。空間的な表現レベルがものすごいアップしまして驚いております。定位がさらにスピーカーの外へいっちゃいますね。(試聴はBrian Wilson/ImaginationとBRIGITTE FONTAINE/comme a la radio)

当日もひとつ驚きが、、アナログ人口って少ないんですね、、あんなにいて二人かあ、、少しショックでした。